家族と韓国のソウルに3泊4日で行きました。数年前にグアムに家族で行ったときに作ったパスポートの期限切れが近づいてきたので、切れる前に一度は海外旅行に行ってみたかったことと、年末のG1レースで数年ぶりに馬券が当たって10万円の資金が得られたので、旅行会社に払う料金が10万円くらいになるような予算で行くことにしました。ネットで調べるとソウルなら正月3が日を避ければ、何とか予算内で行けるのでソウル行きを決めました。

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コストを削減するために、行きの飛行機は朝一番の羽田発・仁川着の飛行機で、帰りの飛行機は夜に仁川を発つ飛行機にしました。初日は飛行機を降りて入国用出口を出ると、現地係員に誘導されてマイクロバスに乗り込みました。

乗客の泊まるホテルはバラバラなので、ソウル市街地のホテルに順々に下ろされて、自分でチェックインをしました。それからは最終日にホテルを出るまでは自由行動です。二日目は、自由にソウル市街の観光地を主にタクシーで移動しました。タクシーは安いので非常に便利でした。

ホテルへの帰りがけにロッテホテルで、翌日の北朝鮮との国境付近に行くツアーの申し込みをしました。三日目は、朝早くツアーの集合場所に向かって、国境付近を観光しました。充実したツアーで良かったです。最終日はお土産屋さんを回って買い物をし、帰途に就きました。どこまでが適正な値段が分からなくなるくらい、値引きをされました。

以前ソウルに観光した時は、強制的に怪しいお土産屋さんに連れていかれて、今回もちょっと心配でしたが、それはなく良かったです。ソウルは、公共交通機関の料金が安くて、自由行動で観光するのに安くついて良かったです。始めはタクシーのみでしたが、後半は地下鉄で移動して、お金もそれほどかからないし乗り換えも分かりやすく、短時間で色々なところに移動できて便利でした。スマホで行き方を見ながら行けばカンタンです。

一番印象に残ったのは、北朝鮮との国境付近に行く一日ツアーです。当日は板門店が休みで行けなかったのですがそれでも楽しかったし、国境の緊張した雰囲気が伝わり勉強になりました。国境付近の高台から望遠鏡で北朝鮮国内を覗いたり北朝鮮土産を買ったり、北朝鮮の掘った国境を抜けるトンネルを見たり出来ました。日本国内では体験できないことが体験で来てよかったです。あと、ツアー料金に入っている昼食も意外に豪華で美味しかったです。国境はもちろん、移動中や観光施設のあちこちで韓国軍の兵士が見られたので、準戦時下にある国に来ているのだなと感じました。

旅行中に一番困ったのは、トイレでティッシュペーパーを流せないことです。高級ホテルでは流せるのですが、ウチが泊まったビジネスホテルや他の箇所では、まず紙を流すことができず、不便でした。こっそり流したりもしましたが・・。妻が今でも「不便だった」とグチをこぼしています。

あと、タクシーは安いし、サービスも接客態度もだいたい良かったのですが、メーターを倒さない運転手がいて、高めの料金を請求され、閉口しました(それでも5百円位ですが)。一回目は気づかず我慢したのですが、二回目以降にメーターを倒さないタクシーに乗った時はすぐに下ろしてもらいました。日本人観光客が今後もなめられたら困るので、強めの口調で毅然とした態度で伝えました。

前回ソウルに行った時と比較して、円に対してウォンが3割ほど高くなったので、物価の高さに驚きました。特に初日に入った焼肉店は、日本の高級焼き肉店なみの値段だったのでがっかりしました。以前は超高級焼き肉店でももう少し安かったのですが・・。仁川空港からソウル市街もちょっと遠かったのも困りものでした。